歯ぐきの黒ずみは、主にメラニン色素の沈着が原因です。喫煙によりメラニン色素の沈着が促進されますので、喫煙者の方は歯ぐきが黒ずみやすくなります。また、被せ物に金属を使用していると、成分が溶け出して歯ぐきが黒ずむこともあります。
メラニンの沈着を原因とする場合には、フェノールアルコールを使用して黒ずみを除去する歯肉除去を行います。歯ぐきの表面に薬剤を塗布し、表層を薄く剥がします。当院では、粘膜部分に薬剤が付着しないよう、十分に注意しておりますので、ほとんど痛みはありません。感覚としては、少ししみる程度です。ほとんどの方に一度の治療でご満足いただいております。少しでも効果を長持ちさせるため、またお体の健康のためにも、禁煙されることをおすすめします。
この方は、初診時25才の女性です。以前から治療に来られていた患者様で、定期検診に来られた時に「歯ぐきの色が黒くて、見た目が気になるので何とかなりませんか?」と相談されました。
術前
せっかくのきれいな歯が歯ぐきの色のおかげで魅力半減だったわけです。そこで、歯肉漂白をしていく事にしました。元々の歯牙を最大限に保存する観点から、歯の表層を必要最小限の削除にとどめています。
術中
歯ぐきが黒い原因は、ほとんどがメラニン色素です。それをフェノールを使って除去します。薬液処置なので痛みもなく、簡単に終わります。処置後2日ほどで上皮と共にメラニンは、剥離されます。
術後
ピンク色のきれいな歯ぐきになったので、歯も引き立ってきれいに見えます。きれいになったおかげで、より一層お手入れに気をつけておられます。解決しました。
金属の被せ物などを原因とする歯ぐきの黒ずみにお悩みの方には、メタルフリー素材へ変えることをおすすめします。オールセラミッククラウンをはじめ、セラミックを使用したメタルフリー素材を数多くご用意しておりますので、一度ご相談ください。
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